WordPressのブロックエディターを開発する「Gutenberg」の新版24.3が公開されました。公式の開発ブログ(Make WordPress Core)で、主な変更点が紹介されています。文字装飾の扱いやメディアの選択画面、保存エラーの表示など、日々の編集作業に関わる改善が中心です。
主な新機能
- 複数ブロックにまたがる文字装飾: 複数のブロックをまたいで選択したテキストに、書式設定をまとめて適用できるようになりました。選択範囲をドラッグして移動する操作や、同じブロック内でのShift+クリックによる選択維持にも対応したと説明されています。
- ノートへの絵文字リアクション: ノート機能に❤、🎉、😄、👀、🚀のリアクションが付けられます。
- メディアインサーターの刷新: メディアがグリッド表示(DataViews)になり、音声など画像・動画以外のファイルにもプレビューが出ます。
- 保存エラーの表示改善: 保存失敗の通知にコピー機能と詳細の表示/非表示ボタンが付きました。自動保存の失敗時は原因の説明やHTTPステータスが表示され、次の再試行までのカウントダウンも出ます。後の保存が成功すると通知は消えます。
そのほかの変更
- パターン: 「My patterns」が「Site patterns」に名称変更され、作成者での絞り込みが可能に。
- ノンブレーキングスペースを赤い点で示し、通常のスペースへ置き換えるボタンを追加。
- ナビゲーション: サイドバーのリストビューからポップオーバーでリンクを編集可能に。
- Query Loop: タクソノミーの用語を一覧して閲覧できるように。
- アイコンの追加や、多くのブロックでのデザインツール対応拡大。
セキュリティ修正も含まれる
この版には、WordPress 7.1.4で行われたセキュリティ修正が含まれており、記事でも更新が推奨されています。7.1.4の内容は「WordPress 7.1.4」セキュリティリリース、アップグレード処理の弱点によるRCEなど12件を修正──すぐ更新をで解説しています。
運営者が確認したいこと
- Gutenbergプラグインを入れているサイトは、本番に反映する前にステージング環境で、パターン名の変更やメディア選択画面の変化による影響を確認しておくと安心です。
- プラグイン版を入れていない場合、これらの機能は今後のWordPress本体の版に取り込まれていく形になります。取り込み時期は記事では触れられていません。
出典: Make WordPress Core「What’s new in Gutenberg 24.3? (28 October)」





