WordPress.comやTumblrを運営するAutomattic(オートマティック)で、人員削減が進んでいると報じられました。TechCrunchの報道を受けた各メディアの記事によると、少なくとも過去1週間ほどのあいだに複数の部門で人が減っており、今後も続く可能性があるといいます。
何が報じられているのか
- 影響が出ているのは、広報(コミュニケーション)、ソーシャルメディア、WordPress.com(マーケティングや製品担当を含む)、エンタープライズ向けのVIP事業の4つの領域。
- 広報責任者を務めていたMegan Fox氏が、LinkedInで自身のポジションが廃止されたと投稿した。
- 削減の人数や総数は、会社から公表されていない。公式サイトの従業員数は1,397人と記載されているが、これは全体の人数で、削減数ではない。
会社側の説明
報道によると、マット・マレンウェッグ氏は、解雇の数は「会社の通常の水準を上回っていない」と話したとされています。広報担当者は、組織変更を段階的に進めることで、より手厚い退職金を用意し、従業員が会社に残れる期間も長くするためだと説明しました。ただし、最終的な削減数や、いつまで続くのかは明らかにされていません。
今後の見通しと背景
関係者の話として、追加の人員削減が今後数か月にわたって分散して行われる可能性があると伝えられています。TechCrunchは、第4四半期の収益を改善し、来年6月に見込まれる債務の再交渉に備える狙いがあるのではないかとも報じていますが、これは会社が認めたものではありません。
Automattic社内では、直近でも動きが続いていました。暫定CFOの退任や取締役会をめぐる騒動については、こちらの記事も参考になります。
WordPress運営者への影響は?
現時点で、WordPress本体(WordPress.org)やプラグインの提供が止まるといった報道はありません。ただ、WordPress.comやVIP、WooCommerceなどAutomattic系のサービスを使っている場合は、サポートの体制や対応速度に変化が出ないか、公式の発表を気にかけておくとよいでしょう。重要な業務をひとつのサービスに寄せすぎず、バックアップや移行の手段を確認しておくことも、普段からできる備えです。
出典: People Matters「Automattic layoffs hit four teams as WordPress.com parent braces for more cuts」、American Bazaar「Automattic layoffs: WordPress, Tumblr parent cuts jobs with more expected」





