WordPress.comを運営するAutomatticで、暫定CFOを務めていたJeremy Klaperman氏が、就任から1か月足らずで同社を去ったことが分かりました。TechCrunchが2026年10月9日に報じたもので、9月の取締役会をめぐる混乱に続く人事の動きです。
何が起きたのか
- Klaperman氏は2026年9月に暫定CFOへ昇格。それ以前はAutomatticのVIP Enterprise部門のCFOでした。
- 退任の理由は明らかになっていません。TechCrunchによると、関係者の話として、退社の前にVIP部門のCFOへ戻される形の降格があったとされています。Automatticはこの点についてコメントしていません。
- 同社は「Jeremy Klaperman氏のリーダーシップには常に感謝している」との声明を出しました。
- 後任の正式なCFOは、現時点で発表されていません。
背景にある9月の騒動
記事によれば、9月にAutomatticの取締役会がCEOのMatt Mullenweg氏を休職扱いにする決議をしたものの、同氏は約33時間でCEOに復帰し、取締役会のメンバーは辞任または解任されたといいます。その間にCFOとなったMark Davies氏と、最高法務責任者のAndy Missan氏も退社しました。Klaperman氏はDavies氏の後任として暫定CFOに就いていました。9月下旬には新しい取締役会が発表されています。
サイト運営者への影響は?
今回の記事では、WordPress本体やWordPress.comのサービスへの具体的な影響には触れられていません。Mullenweg氏はKlaperman氏の暫定CFO就任時に、同社の資金・財務状況に「100%の自信がある」と述べていたと報じられています。
とはいえ、WordPressの商用面を支える企業の経営体制が短期間に揺れていることは事実です。WordPress.comやJetpack、WooCommerceなどAutomattic系のサービスを事業で使っている方は、今後の公式発表を気にかけておくとよいでしょう。WordPress関連の企業の動きについては、Automattic、最大16件のトップレベルドメインを申請の記事もあわせてどうぞ。
出典: TechCrunch「Automattic loses its interim CFO just weeks after boardroom shakeup」







