Google Site Kit は、Google Analytics や Search Console などの情報を WordPress ダッシュボードに統合してくれる便利なプラグインですが、デフォルトでは「管理者」しか統計情報を見られません。
「編集者にも見せたい!」という場合は、少しだけ設定変更が必要です。

WordPressの編集者がGoogle Site Kitの情報を見る方法【権限設定ガイド】
✅ 手順:編集者にSite Kitの閲覧権限を与える
1. 管理者でログインしてSite Kitのダッシュボードへ
WordPressダッシュボード左メニューから
【Site Kit】→【ダッシュボード】をクリックします。

2. ダッシュボードの右上の「人+」マーク(役割を追加ボタン)をクリック

ダッシュボードの右上の「人+」マークをクリックし「ダッシュボードの共有と権限」を表示する。
3. ダッシュボードの共有と権限から設定
ダッシュボードの共有と権限を表示し、設定したいグーグルツールの”表示範囲”から[役割を追加]ボタンをクリック

[役割を追加]が表示されるので
![ユーザ選択 [役割を追加]](https://wordpresser.quest/wp-content/uploads/2025/07/0eff86b82cea672739436137b7dde450.png)
下記のように追加したい権限を選択、今回は編集者なので編集者と管理者を選択
※この設定を有効にすると、編集者や寄稿者など、ログイン済みのユーザーもSite Kitの概要統計を閲覧可能になります。
4. 対象権限者でログインし表示されることを確認。

対象権限者でログインし確認。確認画面が表示されるので「ダッシュボードにアクセス」ボタンを押してアクセス。
⚙️ より細かく制御したい場合:User Role Editorを使う
もし「編集者にはAnalyticsだけ見せたい」など、もっと詳細な制御をしたい場合は、以下のプラグインが便利です:
これらのプラグインを使えば、googlesitekit_view_dashboard や googlesitekit_view_post_insights といった個別の閲覧権限を、編集者ロールに追加することができます。
🧠 補足:Googleアカウント側の権限も重要
Google Site Kitで表示される情報は、そのユーザーのGoogleアカウントが持っている権限に依存します。
たとえば Google Analytics のプロパティを表示したい場合、そのユーザーのGoogleアカウントがそのプロパティに対して「閲覧権限(Viewer)」を持っている必要があります。
✅ まとめ
| やりたいこと | 方法 |
|---|---|
| 編集者にもSite Kitの統計を見せたい | Site Kit設定から「全ユーザーにダッシュボード表示」をONにする |
| より細かく制御したい | User Role Editorなどの権限管理プラグインを使う |
| Analyticsなどを表示したい | Googleアカウント側で該当プロパティへのアクセス権を与える |
編集者と一緒にWebサイトを分析・運用したい方は、ぜひこの設定を試してみてください!
不明点があればお気軽にコメントどうぞ。
















