WordPressサイト を管理する上で、ログインページ へのアクセスは最初のステップです。しかし、多くの初心者がログイン手順で迷ったり、エラーに直面することがあります。本記事では、「WordPress ログイン」に関する基本からカスタマイズ方法、さらには問題解決法まで徹底解説します。
WordPress ログインの基本
WordPress 管理画面 ログイン
WordPress 管理画面 ログインする方法は下記の通りです。
1. ログインURLの確認 WordPress ログイン URLは以下の通りです:
https://あなたのサイトURL/wp-admin
もしくは
https://あなたのサイトURL/wp-login.php
こちらを検索バーに入力し リターンキー もしくは エンターキー を押してアクセスします。

これで「WordPress ログイン画面 どこ?」となる方もまずは簡単にアクセスできるようになります。
2. 管理画面へのアクセス手順
こちらの情報を下記画像のように入力し ログイン する。
- ユーザー名 または メールアドレス を入力
- パスワード を入力し、「ログイン」 をクリック

3. 管理画面にログイン成功
下記のようになったら ログイン 成功

WordPress 管理画面からログアウト
下記手順により管理画面から ログアウト します。
- 管理画面の右上の ユーザアイコン に マウス を併せます。
- 一番したにログアウトと出るのでクリックします。
- 完了です。

WordPress ログインでよくある問題と解決法
WordPress ログインできない?WordPress 管理画面 ログインできない?という時のよくある エラー を挙げました。参照してみてください。
- パスワードを忘れた場合
- データベース接続エラー
- ログインURLがわからない
- 403-Forbidden
- 404エラーとなる。
- 500 Internal Server Error
- ログイン画面が表示されない
- 「Too Many Redirects」の対処方法
1. パスワードを忘れた場合
「パスワードをお忘れですか?」リンクをクリックし、再設定手続きを行います。

ユーザ登録してある Eメール アドレス (もしくは ユーザ名 )を入力します。

登録してない場合は エラーメッセージ がでます。

登録してある Eメール の場合は下記の メッセージ が表示されます。

パスワード リセット Eメール の内容、リセットする場合はリンクをクリックし パスワード を入力します。思い出したり、そのままの場合は何もしない( パスワード はそのままになります)。

2. データベース接続確率エラー
マニュアル で wordpress を インストール した場合、 データベース接続情報が間違っている場合があります。その場合はまずは データベース接続確率エラー を解消しましょう。
3. ログインURLがわからない画面が表示されない場合
WordPress ログイン URLがわからない場合はまずはこちらの基本を確認しましょう。
https://あなたのサイトURL/wp-admin
もしくは
https://あなたのサイトURL/wp-login.php
これがダメであれば歴史の長いサイトであれば /wp/ などの サブディレクトリ を作成している場合があるので
https://あなたのサイトURL/wp/wp-admin
もしくは
https://あなたのサイトURL/wp/wp-login.php
も試してみましょう。
4. 403 Forbidden
403 Forbidden と表示される場合は閲覧禁止となっているので
- ドメイン が サーバー に ポイント されているが サーバ側 に ドメイン が登録されていない。
- サーバの契約 が終了している。
- サーバ側のセキュリティ
が原因である。ですのでそれぞれ
- ドメイン が サーバ側 に登録されていることを確認。
- サーバの契約 があることを確認。
- サーバ側 の セキュリティ 、 海外アクセス 禁止等にしているが、海外から アクセス しているなどを確認する(日本の ホスティング会社 の設定では多い)。
5. 404エラーとなる。
404エラー とは そのページ が存在しないので、今まで アクセス できていてできなくなったのであれば セキュリティプラグイン などにより URL が変更されたことが起因と思われるので、チェック できれば セキュリティプラグインの情報をチェック 、すでに ログイン 出来ないので難しいのであれば プラグインを無効化 する。
6. 500 Internal Server Error
500 Internal Server Error となる場合は Linode などで インストール した場合などよく起きる。もしくは ホスティンガーの場合はhPanel から PHPバージョン 、拡張機能を変更できるので元に戻すと解消されるケースが多い。
7. ログイン画面が表示されない場合
WordPress の ログイン画面 が表示されない問題は、以下のような原因で発生することがあります。この問題に対処するには、原因を特定し、それに合った解決策を実行する必要があります。
よくある原因
- キャッシュの問題 : ブラウザ や サーバー の キャッシュ が 古いデータ を読み込んでいる可能性があります。
- プラグインやテーマの競合 : 使用している プラグイン や テーマ が ログイン画面 に干渉している場合があります。
- .htaccessファイル の設定ミス : サーバー の リダイレクト設定 や ルール が ログイン画面 の表示を妨げている場合があります。
- URL設定の不一致 : WordPress の URL設定 が 実際の サイトURL と一致していない場合に問題が発生します。
- サーバー側の問題 : サーバー の 一時的な不具合や制限により、 ログインページ が正常に読み込まれない場合があります。
- セキュリティプラグインの影響 : セキュリティプラグイン が ログインURL を変更している可能性があります。
対処法
1. ブラウザとキャッシュをクリアする
- 手順:
- ブラウザ の履歴を削除し、 キャッシュ を クリア します。
- サーバー の キャッシュ が利用されている場合は、 キャッシュプラグイン (例:WP Super Cache、LiteSpeed Cache)を使用して キャッシュ を クリア します、もしくは管理画面はキャッシュしない設定を行う。
2. プラグインを一時的に無効化する
- 手順:
- FTP または ホスティング の ファイルマネージャー に アクセス します。
wp-content/plugins
フォルダ の名前をplugins_disabled
などに変更して、すべての プラグイン を無効化します。- ログイン画面 に アクセス できるか確認します。
- 問題が解決したら、 フォルダ名 を元に戻し、 プラグイン を1つずつ有効化して原因を特定します。
3. デフォルトテーマに切り替える
- 手順:
- FTP で
wp-content/themes
フォルダ に アクセス します。 - 現在の テーマフォルダ の名前を変更(例 :
current_theme_disabled
)し、 WordPress が デフォルトテーマ (例 : Twenty Twenty-One ) を使用するようにします。 - ログイン画面 が表示されるか確認します。
- FTP で
4. .htaccessファイルを修正する
- 手順:
- FTP で ルートディレクトリ にある
.htaccess
ファイル を ダウンロード して バックアップ します。.htaccess
ファイル を以下の初期設定に変更します:
# BEGIN WordPress <IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine On RewriteBase / RewriteRule ^index\.php$ - [L] RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d RewriteRule . /index.php [L] </IfModule> # END WordPress
- 保存後、ログイン画面が表示されるか確認します。
- FTP で ルートディレクトリ にある
5. URL設定を確認する
- 手順:
wp-config.php
ファイル に 以下の コード を追加して URL を修正します:php define('WP_HOME', 'https://example.com'); define('WP_SITEURL', 'https://example.com');
- 自分の サイトURL に置き換えて保存します。
- ログイン画面 が表示されるか確認します。
6. セキュリティプラグインの設定を確認
- セキュリティプラグイン が ログインURL を変更している場合があります(例:
https://example.com/wp-admin
がhttps://example.com/custom-login
に変更されている)。 - プラグイン の設定画面で確認するか、 プラグイン を 無効化 して ログイン画面 を チェック します。
7. サーバーの問題を確認する
- サーバー の ステータス を確認し、 エラーログ を調査します。
- サーバー に問題がある場合、 ホスティングプロバイダー に問い合わせて解決を依頼します。
具体例
ケース1: キャッシュが原因の場合
- 症状: 古い キャッシュ により ログイン画面 が表示されない。
- 解決: ブラウザ と サーバー の キャッシュ を クリア。
ケース2: プラグインの競合が原因の場合
- 症状: リダイレクトプラグイン と セキュリティプラグイン の設定が干渉。
- 解決: プラグイン をすべて無効化し、1つずつ有効化して原因を特定。
ケース3: URL設定の不一致が原因の場合
- 症状: 管理画面にアクセスするとリダイレクトループが発生。
- 解決:
wp-config.php
でWP_HOME
とWP_SITEURL
を明示的に設定。
8. 「Too Many Redirects」エラーの対処法
「Too Many Redirects」エラーの詳細と対処法
「Too Many Redirects」エラーは、リダイレクトのループが発生し、ブラウザがリダイレクトを繰り返して処理を完了できない場合に発生します。このエラーは、WordPressやサーバーの設定、プラグインの競合などが原因で発生することがあります。
原因
- URLのリダイレクトループ
- サイトの
http
からhttps
へのリダイレクト設定が間違っている。 - ドメイン間でリダイレクトが繰り返されている。
- サイトの
- WordPressのURL設定の不一致
- WordPress管理画面で設定されたURLがサーバーの実際のURLと異なる場合にエラーが発生します。
- キャッシュの問題
- サーバーやブラウザのキャッシュが古い情報を保持している。
- プラグインの競合
- リダイレクトを管理するプラグイン同士が競合している。
.htaccess
ファイルの設定ミス- リダイレクトに関連するルールが重複しているか、誤った設定が含まれている。
対処法
1. ブラウザとキャッシュをクリアする
- ブラウザのキャッシュやクッキーを削除し、サイトを再読み込みします。
- サーバーキャッシュもクリアする(例:LiteSpeed、WP Super Cacheなどを使用している場合)。
2. WordPressのURL設定を確認する
- WordPress管理画面の「設定」→「一般」から次のURLを確認します:
- WordPress アドレス (URL)
- サイトアドレス (URL)
- 両方が正しいプロトコル(httpまたはhttps)で統一されていることを確認してください。
例:
https://example.com
3. プラグインを無効化する
- FTPまたはホスティングのファイルマネージャーを使用して、
wp-content/plugins
ディレクトリを一時的にリネームし、すべてのプラグインを無効化します。 - サイトが正常に動作する場合、リダイレクト関連のプラグインを一つずつ有効化して原因を特定します。
4. .htaccess
ファイルの修正
- FTPでWordPressのルートディレクトリにある
.htaccess
ファイルをダウンロードし、バックアップを作成します。 - 次に、
.htaccess
ファイルを初期化して問題を解決します。
初期化用のコード例:
perlコードをコピーする# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
# END WordPress
5. SSL設定の確認
- SSL証明書が正しく設定されていることを確認します。
- サーバーまたはプラグイン(例:Really Simple SSL)で
http
からhttps
へのリダイレクト設定を見直します。
サーバーでのリダイレクト例:
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [L,R=301]
6. サーバーの設定を確認
- サーバーの設定(特にNginxやApacheのリダイレクト設定)にエラーがないか確認します。
具体例
ケース1: WordPress URLの設定が異なる場合
- 症状: サイトURLが
https://example.com
で動作しているが、WordPress URLがhttp://example.com
に設定されている。 - 解決: 管理画面から両方のURLを
https://example.com
に統一する。
ケース2: リダイレクトプラグインの競合
- 症状: RedirectionプラグインとYoast SEOプラグインのリダイレクト設定が競合し、リダイレクトループが発生。
- 解決: どちらか一方のプラグインのリダイレクト設定を無効化。
WordPress ログインのセキュリティ向上対策
WordPress ログインページのセキュリティを向上することも重要です。こちらにポイントをあげましたので参考にしてください。
1. セキュリティプラグインを利用します。ランダム攻撃に対応するためにファイアウォール、その他の機能を有したWordfenceをインストールします。
2. 強力なパスワードの設定 パスワードマネージャーを使用、もしくはパスワード生成サイトを利用して複雑なパスワードを生成します。
3. ログインURLを複雑なものにします。 WPS Hide Loginプラグインを利用してURLを変更します。

4. 二段階認証の導入 Google Authenticatorなどを活用して、セキュリティを強化します。こちらもWordfenceがWordfence Login Securityという名前でプラグインを提供しています。
5. ログイン試行回数の制限 Limit Login Attempts Reloadedなどのプラグインを使用して、不正アクセスを防ぎます。
WordPress ログインページをカスタマイズする方法
WordPressのログインページをカスタマイズすることで、ブランドイメージの向上やセキュリティ対策が可能です。おすすめのプラグインは以下の通りです:
- Custom Login Page Customizer
- LoginPress
まとめ
WordPress ログインはサイト管理の基礎です。本記事で紹介した方法を参考に、ログインプロセスをスムーズに進め、セキュリティを向上させましょう。
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