WordPress 非公開設定ガイド:見せないページを作る方法
はじめに
WordPressを利用していると、特定のページや投稿を一般公開することなく、限られた人々だけに見せたい状況が生じることがあります。このガイドでは、WordPressでページや投稿を非公開にする方法を詳しく解説します。
1. 非公開ページの必要性
非公開ページは、多様な目的で利用されます。新製品の準備段階での情報共有や、社内報などの限定公開情報に有効です。また、プライベートなブログとしても役立ちます。
2. WordPressの基本設定
まず、WordPressダッシュボードにアクセスし、新しいページや投稿を作成します。「公開」セクションで、デフォルトの「公開」に設定されているステータスを変更する必要があります。
3. パスワード保護の設定方法
1. 編集画面の操作: ページまたは投稿の編集画面を開きます。
2. 公開設定の変更: 「公開」セクションで、「公開」をクリックすると、「パブリック」、「パスワード保護」、「非公開」のオプションが表示されます。
3. パスワード保護の選択: 「パスワード保護」を選び、任意のパスワードを入力します。これにより、パスワードを知っている人だけがページにアクセスできます。
4. 非公開設定でのアクセス制限
「非公開」を選択すると、管理者およびページを作成したユーザーだけがそのページにアクセス可能になります。訪問者には一切表示されません。
5. メンバーシッププラグインの活用
限定的なコミュニティやグループのために非公開内容を管理したい場合、メンバーシッププラグインの使用を検討してください。以下はおすすめのプラグインです:
– MemberPress: 柔軟なアクセスコントロールが可能。
– Restrict Content Pro: シンプルで使いやすい。
6. SEOと非公開ページ
非公開ページは検索エンジンにインデックスされないように設定されています。そのため、SEOには影響を与えません。必要に応じてRobots.txtファイルも見直しましょう。
7. 設定時の注意点
非公開設定やパスワード保護をかけた後は、その設定を他のユーザーに伝える手段も併せて確保しておきましょう。適切なアクセス権がないと、必要なユーザーが閲覧できない問題が発生します。
8. 設定の確認とテスト
最後に、設定が正しく機能しているかを確認します。別のブラウザや非ログイン状態で非公開ページがどのように見えるかテストしましょう。
まとめ
WordPressでは、簡単にページや投稿を非公開に設定することができます。目的に合わせて適切な設定を行い、安全に情報を管理しましょう。非公開設定を効果的に活用し、WordPressサイトの運用をさらに充実させてください。