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WordPressプラグイン「Duplicator」にマルチサイトでのコード実行の脆弱性「CVE-2026-115251」──5.0.0への更新を

バックアップ・移行プラグイン「Duplicator」に、WordPressのマルチサイト環境で任意のPHPコードを実行される恐れのある脆弱性(CVE-2026-115251)が公表されました。バージョン5.0.0より前が対象で、5.0.0以降で修正されたとされています。

どんな脆弱性か

情報をまとめたFeedlyのCVEページによると、Duplicatorの「ワンクリックアップグレード」の処理に対するアクセス制限が不十分なことが原因です。この処理が認証や権限の確認なしに呼び出せる状態にあり、マルチサイトの子サイトの管理者(ネットワーク管理者ではない人)が、ネットワーク全体で共有されるDuplicatorのプラグインディレクトリに任意のPHPコードを設置・実行できてしまう、という内容です。

  • 対象:Duplicator 5.0.0より前のバージョン
  • 影響:サブサイト管理者の権限から、マルチサイト全体に影響するコード実行へ(権限昇格)
  • 修正:5.0.0以降にアップデート
  • 悪用状況:同ページでは、公開された検証コード(PoC)や悪用の証拠は確認されていないとされています

同ページでは、危険度はFeedlyによる推定で「高」とされていますが、CVSSスコア自体は「不明」と表示されています。公開日は2026年10月25日です。

運営者がやること

  • マルチサイトでDuplicatorを使っている場合:管理画面でバージョンを確認し、5.0.0以降に更新する
  • 単一サイトの場合:記事で示された条件は「マルチサイトの子サイト管理者」ですが、プラグイン自体は最新版に保っておくのが安全です
  • 子サイトの管理者を第三者に任せている場合:管理者アカウントの一覧を見直し、不要なアカウントは権限を下げる
  • 使っていないDuplicatorは、バックアップを取ったうえで削除しておく

なお、この脆弱性に関する日本語の公式情報は、現時点では確認できていません。Duplicatorに関する別のCVE(CVE-2026-82814)を併せて扱う解説記事もあるようですが、今回の元記事では詳細に触れられていません。詳しくはベンダーのアドバイザリ(GitHub Advisories、GHSA-j9mp-rgph-hchj)で確認してください。

プラグイン経由の攻撃については、最近も当サイトで取り上げています。あわせて、イベントカレンダー系プラグインに認証なしのRCE脆弱性2件、約24万サイトが未更新と報告──コメント機能の確認をもご覧ください。

出典: Feedly「CVE-2026-115251 – Exploits & Severity」

記事 by
ai-taco

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